工業用ブラシ | 植え込みロールブラシ
植え込みロールブラシ
「植え込みロールブラシでできること」
- 周辺(製造現場・作業現場)を綺麗に掃除・清掃したい。
- 工業用製品をピカピカに綺麗にしたい。
- 工業製品の表面を綺麗にならし下地処理をしたい。
- 工業用製品のバリを取ったり、異物を除去したい。
- 工業用製品の運搬・搬送を助けたい。
- 工業製品を削りたい。研磨したい。
- ブラシで汚れやサビを除きたい。
- ブラシで塗布したい。
-
農作物を綺麗に洗いたい。
「植え込みロールブラシ」の特徴
さまざまなブラシ工法によってブラシは作られますが金属製品部分を使用しないために重量が非常に軽くなります。(ブラシ材固定金具/ステープル・平線は除く)
金属製品部分(ブラシ材固定金具/ステープル・平線は除く)が無いため、ブラシ作業使用後のブラシの処理にさほど困りません。
ブラシ植毛台(特に樹脂(プラスチック)台)に加工されたものへブラシ毛材を植毛するため要望する形状に自由に設計できます。
ロールブラシ植毛配列も並列型・千鳥型・スパイラル型また植毛列数も自由に設定できます。
植毛配置を工夫することによりブラッシング対象物へ当てすじ跡を付けないことも可能です。
ブラシ植毛穴径に対し植毛穴深さは2倍の深さが必要になります。
したがって植毛穴深さを確保できるブラシ台の厚みが必要になります。
貫通穴ではブラシ毛材がブラシ固定金具で固定できないのがその理由です。
貫通穴で製作する引き込みロールブラシも植え込みロールブラシの類です。
引き込みロールブラシの工法において貫通穴ではありますが、植毛面の穴径より貫通抜け側の穴径は小さくする段穴加工で植毛穴を形成するのが基本です。
植毛穴径・植毛ピッチ・植毛列数でブラシ密度に違いがでてきます。
「植え込み半割れロールブラシ」の特徴
植え込み半割れロールブラシはロール形状ブラシ台(木台・樹脂台)をまっぷたつに半分に割り、半面ずつを1セットとして使用する特徴的なロールブラシです。
シャフト一体型の一般的な植え込みロールブラシと異なり、ブラシ台自体が2つ割れの工夫がされているため、機械や設備に固定化されたシャフトをいちいちはずさずにブラシを交換や取り付けが可能になります。
ブラシシャフトは永続的に使用可能となります。
ブラシシャフトや半割れのブラシ自体にそれぞれの個体を回転しないように加工を施すことが最重要になります。
シャフトやブラシ台に加工工程が多くなり、立派なブラシですが後々のメンテナンスは楽になります。
シャフト一体型の一般的な植え込みロールブラシと異なり、ブラシ台自体が2つ割れの工夫がされているため、機械や設備に固定化されたシャフトをいちいちはずさずにブラシを交換や取り付けが可能になります。
ブラシシャフトは永続的に使用可能となります。
ブラシシャフトや半割れのブラシ自体にそれぞれの個体を回転しないように加工を施すことが最重要になります。
シャフトやブラシ台に加工工程が多くなり、立派なブラシですが後々のメンテナンスは楽になります。
植え込み半割れロールブラシのよくわかる画像
注意点
過度の植え込み圧力を要求される場合がありますが・・・
却って植え込み圧力が強すぎてブラシ毛材の切れの原因になってしまいます。
毛切れは脱毛の一種で、最悪の場合連鎖的にごっそり毛が抜けてしまいます。
弊社は脱毛現象を避けるため、適切な圧力での植毛条件にて植え込みロールブラシの製作をお願いしています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
特に細い線径のブラシ毛材は要注意です。
却って植え込み圧力が強すぎてブラシ毛材の切れの原因になってしまいます。
毛切れは脱毛の一種で、最悪の場合連鎖的にごっそり毛が抜けてしまいます。
弊社は脱毛現象を避けるため、適切な圧力での植毛条件にて植え込みロールブラシの製作をお願いしています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
特に細い線径のブラシ毛材は要注意です。
ブラシ樹脂(プラスチック)台の寸法が長いブラシ・植毛穴が多いブラシについて・・・
植毛穴をドリルにて穴あけ工程による衝撃、ブラシを植え込む圧力の2点が原因
により植毛済みブラシがブラシ台ごと長手方向に弓なりに反る場合があります。
平面度が必要な場合は注意が必要です。
植毛穴をドリルにて穴あけ工程による衝撃、ブラシを植え込む圧力の2点が原因
により植毛済みブラシがブラシ台ごと長手方向に弓なりに反る場合があります。
平面度が必要な場合は注意が必要です。
少量生産をお考えのお客様
樹脂加工屋さん・木工加工屋さんと提携しています。
オーダーメイドブラシ・カスタマイズブラシ・特殊形状工業用ブラシを少量でも製作いたします。
オーダーメイドブラシ・カスタマイズブラシ・特殊形状工業用ブラシを少量でも製作いたします。
大量生産をお考えのお客様
金型屋さん・成型加工屋さんと提携しています。
ドイツ製特殊ブラシ植毛機(製造機械)を各種揃えていますので量産も対応いたします。
ドイツ製特殊ブラシ植毛機(製造機械)を各種揃えていますので量産も対応いたします。
ブラシ植毛台で使用される木台
木材は針葉樹と広葉樹があります。
針葉樹の一般的な性質は「軽い」「柔らかい」「弱い」になります。
広葉樹の一般的な性質は「重い」「硬い」「強い」になります。
針葉樹の一般的な性質は「軽い」「柔らかい」「弱い」になります。
広葉樹の一般的な性質は「重い」「硬い」「強い」になります。
<<ブラシ植毛台としても使用される桜
ブラシ植毛台として桜材なども使用されます。硬度は硬く丈夫な材質になります。木台といっても、植毛される密度、及びブラシ線径などで、向き不向きがあります。ご相談をいただければ適材を弊社にて選定いたします。
ブラシ植毛台として桜材なども使用されます。硬度は硬く丈夫な材質になります。木台といっても、植毛される密度、及びブラシ線径などで、向き不向きがあります。ご相談をいただければ適材を弊社にて選定いたします。
木台のメリット:とにかく軽い 焼却OK
木台のデメリット:割れやすく樹脂に比べて強度が弱い
針葉樹(ヒノキ・スギ・ヒバ)
*ヒノキ(ブラシ台で使用される針葉樹の代表でヒノキを紹介します。)
ブラシ植毛台として針葉樹の部類な中では「ヒノキ」が最も使用されます。
水湿に強く光沢があるのが特徴であるため、お風呂周りの家庭用雑貨に重宝されます。
家庭用雑貨ブラシでもボディブラシによく使用される材料です。
木の狂いが少なく加工性も良いですがヤニが出やすいのが難点です。
独特の芳香があるのも特徴であります。
ブラシ植毛台として針葉樹の部類な中では「ヒノキ」が最も使用されます。
水湿に強く光沢があるのが特徴であるため、お風呂周りの家庭用雑貨に重宝されます。
家庭用雑貨ブラシでもボディブラシによく使用される材料です。
木の狂いが少なく加工性も良いですがヤニが出やすいのが難点です。
独特の芳香があるのも特徴であります。
国産広葉樹(ブナ・ホオノキ・ケヤキ・カツラ・カシ・ミズメザクラ・ヤマザクラ)
外国産広葉樹(ビーチ・メープル・カポール)
*ブナ(ブラシ台で使用される広葉樹の代表でブナを紹介します。)
ブラシ植毛台として広葉樹に部類では「ブナ」「ホオノキ」「ビーチ」などがよく使用されます。
ブナとビーチは原産地の違いはありますがよく似ています。
材質は硬いですが粘りがあります。またとても曲げやすいのも特徴です。
水分を多く含んでいるので乾燥工程が重要になります。
しっかり乾燥していないと変形、狂いが生じてしまいます。
ブラシ植毛台として広葉樹に部類では「ブナ」「ホオノキ」「ビーチ」などがよく使用されます。
ブナとビーチは原産地の違いはありますがよく似ています。
材質は硬いですが粘りがあります。またとても曲げやすいのも特徴です。
水分を多く含んでいるので乾燥工程が重要になります。
しっかり乾燥していないと変形、狂いが生じてしまいます。
合板
工業用ブラシでは合板も多く使用されます。
円盤状のポリッシャーやタレパンなど広く大きなブラシ台として活躍します。
単板(ベニヤ)を数枚積層し接着で固め、木台の厚みを形成します。
円盤状のポリッシャーやタレパンなど広く大きなブラシ台として活躍します。
単板(ベニヤ)を数枚積層し接着で固め、木台の厚みを形成します。
まとめ
ブラシ植毛台として木台と樹脂(プラスチック)台との簡単比較です。
- 木台は樹脂(プラスチック)台に比べて重量が軽い。
- 木台はブラシ作業使用後焼却しやすい。
- 木台は樹脂(プラスチック)台に比べて割れやすい。
- 木台は樹脂(プラスチック)台に比べて脆くて弱い。
-
木台は樹脂(プラスチック)台に比べて湿気に弱く朽ちやすい。
ブラシ植毛台で使用される樹脂(プラスチック)台
樹脂(プラスチック)は熱を加えることにより軟化する「熱可塑性樹脂(プラスチック)」と熱を加えることにより硬くなる「熱硬化性樹脂(プラスチック)」の2種類に分けられます。
さらに「熱可塑性樹脂(プラスチック)」は「汎用プラスチック」、「エンジニアプラスチック(エンプラ)」、「スーパーエンジニアプラスチック(スーパーエンプラ)」の3種類に大別されます。
さらに「熱可塑性樹脂(プラスチック)」は「汎用プラスチック」、「エンジニアプラスチック(エンプラ)」、「スーパーエンジニアプラスチック(スーパーエンプラ)」の3種類に大別されます。
樹脂(プラスチック)加工されたブラシ植毛台は主に「汎用プラスチック」が使用されます。
「汎用プラスチック」類の中でも比較的に安価なPVC(ポリ塩化ビニール」PP(ポリプロピレン)が工業用ブラシ植毛台に多く使用されます。
「汎用プラスチック」類の中でも比較的に安価なPVC(ポリ塩化ビニール」PP(ポリプロピレン)が工業用ブラシ植毛台に多く使用されます。
汎用プラスチック
1.PVC(ポリ塩化ビニール)
工業用ブラシ樹脂台では切削加工・溶接・接着・曲げ加工などの樹脂加工の
行いやすさや価格面も安価なため、最も使用頻度が高いです。
ポリ塩化ビニールを略して「塩ビ」と呼ばれることが多いです。
比重は約1.4位にてプラスチック類では比較的に重いです。
可塑剤の添加量により軟質から硬質まで変化します。
耐候性、難燃性、電機絶縁性に優れます。
耐薬品性は酸やアルカリには強いですが有機溶剤には弱いです。
耐熱性は弱く60℃~85℃で軟化します。
工業用ブラシ樹脂台では切削加工・溶接・接着・曲げ加工などの樹脂加工の
行いやすさや価格面も安価なため、最も使用頻度が高いです。
ポリ塩化ビニールを略して「塩ビ」と呼ばれることが多いです。
比重は約1.4位にてプラスチック類では比較的に重いです。
可塑剤の添加量により軟質から硬質まで変化します。
耐候性、難燃性、電機絶縁性に優れます。
耐薬品性は酸やアルカリには強いですが有機溶剤には弱いです。
耐熱性は弱く60℃~85℃で軟化します。
2.PP(ポリプロプレン)
工業用ブラシ樹脂台では切削加工などの樹脂加工の行いやすさ価格面も安価なため、使用頻度は高いです。汎用プラスチック類では比重が0.91と1以下で非常に小さく、水に浮きます。
重さも非常に軽いです。
熱可塑性が優れ、家庭用雑貨ブラシなどの成型品に多く用いられます。
耐薬品性、耐熱性に優れます。また食品衛生にも適します。
耐候性はあまりよくなく、低温ではもろく壊れやすいです。
接着性は非常に悪いです。
接着性はとても良いです。
3.PE(ポリエチレン)
エチレンの重合体(ポリマー)でありプラスチックの中で最も簡単な構造です。
汎用プラスチック類では比重が0.92~0.94と1以下で非常に小さく、水に浮きます。
耐薬品性、耐熱性に優れます。また食品衛生にも適します。
接着性は非常に悪いです。
工業用ブラシ樹脂台では超高分子ポリエチレン(U-PE)がよく使用されます。
エチレンの重合体(ポリマー)でありプラスチックの中で最も簡単な構造です。
汎用プラスチック類では比重が0.92~0.94と1以下で非常に小さく、水に浮きます。
耐薬品性、耐熱性に優れます。また食品衛生にも適します。
接着性は非常に悪いです。
工業用ブラシ樹脂台では超高分子ポリエチレン(U-PE)がよく使用されます。
4.PS(ポリスチレン)
スチレンの重合体(ポリマー)でありベンゼン環が不規則です。
スチロールとも呼ばれます。
アクリルほどではないが透明性は高いです。
PP・PEに次いで比重は軽いです。
耐候性・耐熱性ともにあまりよくないです。
硬いけれど、割れやすく耐衝撃性は劣ります。
スチレンの重合体(ポリマー)でありベンゼン環が不規則です。
スチロールとも呼ばれます。
アクリルほどではないが透明性は高いです。
PP・PEに次いで比重は軽いです。
耐候性・耐熱性ともにあまりよくないです。
硬いけれど、割れやすく耐衝撃性は劣ります。
5.ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
(A)アクリロニトリル 剛性・耐油性・耐熱性に優れる。
(B)ブタジエン 耐衝撃性に優れる。
(S)スチレン 成形しやすい。
(A)+(B)+(S)でABS。3種の特性を活かしたスチレン系プラスチックです。
工業用ブラシ樹脂台では切削加工・溶接・接着・曲げ加工などの樹脂加工の
行いやすさでよく使用されます。
量産の成型品でもよく使われるプラスチックです。
接着性はとても良いです。
(A)アクリロニトリル 剛性・耐油性・耐熱性に優れる。
(B)ブタジエン 耐衝撃性に優れる。
(S)スチレン 成形しやすい。
(A)+(B)+(S)でABS。3種の特性を活かしたスチレン系プラスチックです。
工業用ブラシ樹脂台では切削加工・溶接・接着・曲げ加工などの樹脂加工の
行いやすさでよく使用されます。
量産の成型品でもよく使われるプラスチックです。
接着性はとても良いです。
エンジニアプラスチック(エンプラ)
3-1.(U-PE)超高分子ポリエチレン
ポリエチレンの通常の分子量(2万~30万)を100万~700万まで高めたプラスチックです。
耐衝撃性、耐薬品性、耐熱性に優れます。また食品衛生にも適します。
超高分子ポリエチレンはエンジニアプラスチックに属します。
ポリエチレンの通常の分子量(2万~30万)を100万~700万まで高めたプラスチックです。
耐衝撃性、耐薬品性、耐熱性に優れます。また食品衛生にも適します。
超高分子ポリエチレンはエンジニアプラスチックに属します。
6.POM(ポリアセタール)
ポリアセタールは長いのでポムとも呼ばれます。
またデュポン社製品名「デルリン」ポリプラスチックス社製品名「ジュラコン」とも呼ばれます。
工業用ブラシ樹脂台では切削加工・溶接などの樹脂加工の行いやすさで使用されます。
接着性は非常に悪いです。耐摩耗性に優れます。
7.MCナイロン
PA6(ポリアミド6)ポリアミド系樹脂はデュポン社の商品名「ナイロン」で呼びます。
M(モノマー)C(キャスト)が付いたポリペンコ社の6ナイロンがMCナイロンです。
ナイロン特有の強靭性、柔軟性、耐衝撃性に優れます。また吸水性は高いです。
「MC901」エンプラの代表格。工業用系で特に使用されます。色相は青色です。
「MC801」耐候グレード、「MC703HL」摺動グレード、「MC602ST」高熱度・耐熱グレード、「MC501CDR2」導電グレード、「MC501CDR6」帯電防止グレード、「MC501CDR9」帯電防止・耐熱グレードなどが他にあります。
樹脂台
ブラシ台としては、工業用ブラシ、民生用ブラシと問わず強度という点で圧倒的に樹脂台が用いられる。
※大量生産をお考えのお客様には、弊社には弊社と協力していただいている金型、成形樹脂会社があります。
※大量生産をお考えのお客様には、弊社には弊社と協力していただいている金型、成形樹脂会社があります。
ブラシ植毛台で使用される金属台
アルミ
アルミニウムは金属部類の中でとても軽く利用しやすいです。
また軟らかくて加工しやすいことからブラシ植毛台の金属台では多く使用されます。
アルミニウムの比重はおおよそ2.7になり、鉄の7.9やチタンの4.5よりはるかに軽量です。
A2017(2000番台)別名「ジェラルミン」銅を多く添加したアルミ合金です。
A5052(5000番台)マグネシウムを主に添加したアルミ合金です。
A5052(5000番台)は一般的なアルミであり加工性は非常に良いのが特徴です。
また軟らかくて加工しやすいことからブラシ植毛台の金属台では多く使用されます。
アルミニウムの比重はおおよそ2.7になり、鉄の7.9やチタンの4.5よりはるかに軽量です。
A2017(2000番台)別名「ジェラルミン」銅を多く添加したアルミ合金です。
A5052(5000番台)マグネシウムを主に添加したアルミ合金です。
A5052(5000番台)は一般的なアルミであり加工性は非常に良いのが特徴です。
ステンレス(SUS)
ステンレスは耐食性に優れた金属です。ニッケルの配合により分類されます。
ステンレスの比重は7.7から7.9になります。
SUS304 一般的なステンレス(SUS)素材になります。
SUS316 SUS304より耐食性、耐酸性が優れます。
ステンレスの比重は7.7から7.9になります。
SUS304 一般的なステンレス(SUS)素材になります。
SUS316 SUS304より耐食性、耐酸性が優れます。
注意点
植え込みブラシの植毛工法においてブラシ毛材を固定する固定金具が金属類のブラシ台との相性で強固にブラシ毛材を保持できない場合があります。
その場合、ブラシ毛材が1穴ごと抜けてしまうため「引き込み」植毛工法に代替えしてブラシを製作する場合があります。
基本的にステンレス(SUS)のブラシ金属台は引き込み工法でしか対処できません。
その場合、ブラシ毛材が1穴ごと抜けてしまうため「引き込み」植毛工法に代替えしてブラシを製作する場合があります。
基本的にステンレス(SUS)のブラシ金属台は引き込み工法でしか対処できません。
製品例
植え込みロールブラシの植毛前です。(ドリルにて穴あけ工程完了時)植毛穴をちどり配列にてあけてあります。
左図で穴をあけた植え込みロールブラシ台に植毛しました。中央にキー溝加工がしてありますので、相当の負荷にも耐えられます。
植え込みロールブラシとコインを比較してみて下さい。この位の大きさまでになりますと、本体のブラシの機能というより送りローラーに近いものです。
2つの植え込みロールブラシの外径は同じです。またブラシ線径も同じです。比較したいのは毛丈が違うという点です。(毛腰が全く違うのです。)人間の髪型と同様に、短髪の人の方が毛が立ち、コシがありますよね。
ブラシ台に注目!異なる大きさのブラシ台を並べてみました。ブラシ台に穴をあけるのですから、ブラシ台が小さいほど植毛穴が重なるのを防がなければなりませんので円周の等分は限定されます。
植え込みロールブラシのスパイラル型です。意図的にブラッシング対象物から出るゴミ、ほこり等を一定方向に排出しやすくする為に、ブラシを植えていない部分があるのがわかります。
植え込みロールブラシの特殊カット型です。ブラシの毛丈を段差植毛にしています。
図面ダウンロード
7植え込みロールブラシ・並列植毛・シャフト無し・参考図面
(2017-08-29・29KB) |
8植え込みロールブラシ・千鳥植毛・シャフト無し・参考図面
(2017-08-29・31KB) |
9植え込みロールブラシ・並列植毛・シャフト有り・参考図面
(2017-08-29・29KB) |
10植え込みロールブラシ・千鳥植毛・シャフト有り・参考図面
(2017-08-29・31KB) |
11植え込みロールブラシ・ヘリカル植毛・シャフト無し・参考図面
(2017-08-29・41KB) |
12植え込みロールブラシ・ヘリカツ植毛・シャフト有り・参考図面
(2017-08-29・41KB) |
13植え込みロールブラシ・スパイラル植毛・シャフト無し・参考図面
(2017-08-29・40KB) |
14植え込みロールブラシ・スパイラル植毛・シャフト有り・参考図面
(2017-08-29・36KB) |
15植え込み半割れロールブラシ・シャフト加工有り型・参考図面
(2017-08-29・26KB) |
16植え込み半割れロールブラシ・シャフト加工無し型・参考図面
(2017-08-29・26KB) |
17植え込み半割れロールブラシ・シャフト加工無し型(両端バンド止め)・参考図面
(2017-08-29・29KB) |