本文へ移動

工業用ブラシ | 細管洗浄ブラシ

細管洗浄ブラシ

細管洗浄ブラシについて

細管洗浄ブラシ
原子力発電所、火力発電所などのプラントで排出される蒸気を水で冷却して復水する機械(復水器)の性能を維持・向上を目的とします。
復水器の細管は海水取込みにより、海棲生物、例えば、藻、貝、海藻、ヘドロなどが付着します。次第に細管の汚れがひどくなり、復水器本来の熱交換性は著しく低下します。
そこで、原子力・火力プラントにおいての発電効率を維持または向上すべく、当社開発の復水器細管洗浄ブラシが細管内を異物の除去と同時に清掃します。
産業用発電プラントの復水器も同様に清掃・点検の用途に使用されます。

細管洗浄ブラシ

細管洗浄ブラシの上部
細管洗浄ブラシの上部です。両端に圧力を受けるための円柱部分があります。両端部は多くは天然ゴムかウレタンになります。
両端部分のゴムなどは緩衝の役目も果たします。
細管洗浄ブラシを横から見た図
細管洗浄ブラシを横にしてみました。
スパイラル形状のブラシは両端のゴム外径より少し大きい外径に設定します。
細管洗浄ブラシを上から見た図
当社の細管洗浄ブラシはすでに共同特許が出願されています

使用方法

細管洗浄ブラシを細管内に挿入後、水や空気などの高圧力にて一方端面側から反対側に向けて走行させます。
突き抜ける側の管穴より不純物などを押し出すようにして除去し清掃します。
尚、水圧にて押し流すのが汚水・不純物も一緒に流れ出すので最も効果的です。
 

細管洗浄ブラシの特徴

特徴

ナイロン毛材を細かく密に植毛し、植毛配置としては樹脂ロール台に螺旋状(スパイラル)になっています。
つまり管内径に全面的に接する構造にしてあります。
1/2インチ・5/8インチ・3/4インチ・7/8インチ・1インチ・
1.1/8インチ・1.1/4インチ・1.1/2インチ・2インチ・2.1/2インチ・
3インチ各菅径に対応いたします。
黄銅管・チタン管などの管種類にも対応いたします。

細管洗浄ブラシの両端天然ゴムについてのお知らせ

両端の緩衝用天然ゴムについてですが、着色により色分けをし管理しやすくして参りました。
しかし、天然ゴムに着色剤を混ぜることによりブラシ部本体との接着性が劣ることが判明してきましたので2018/04/01より両端の色付けゴムは生産停止したいと思います。
代替案としてブラシの毛にカラー付けをし製品を分けたいと考えておりますのでご理解のほど宜しくお願いいたします。
 

製品例

細管洗浄ブラシの各サイズの画像

細管洗浄ブラシの各サイズになります。御要望の細管寸法に応じて製作いたします。耐久性、洗浄効果、異物除去効果はかなりあります。

 

細管洗浄ブラシの管挿入画像

中央部の1インチ管が実際に清掃する細管です。細管内径にぴったりあたるように寸法を調整しています。

 

細管洗浄ブラシねじりブラシバージョン

細管洗浄ブラシねじりブラシバージョンです。中央部でねじりブラシ特有の芯線を使用していますので、弊社オリジナル細管洗浄ブラシに比べると当然重量は重くなり、重い分なりに進ませる圧力が高くなります。また、使用後の焼却処理でも軸心部の金属部分が残ってしまいます。

メリット

1.樹脂台をベースにしているために重量が軽い。
2.軽量なので重量負担がなく作業効率が向上します。
3.軽量なので細管の走行時間が短くなり作業時間が短縮されます。 
4.金属部が無いために使用後の廃棄が可能になります。
5.データに裏付けされた優れた清掃効果があります。
細管洗浄ブラシの管内走行状態
細管洗浄ブラシの管内走行状態です。
 
一直線に管内を水圧もしくは空気圧によって走りきります。
ブラシが汚れと一緒に飛んでいく瞬間を撮影いたしました。
細管洗浄ブラシ清掃(走行)終了後の状態の画像
細管洗浄ブラシ清掃(走行)終了後の状態のアップ画像
細管洗浄ブラシ清掃(走行)終了後の状態です。
ヘドロや固形化した汚れ・異物などがブラシにからまっています。
細管洗浄ブラシが清掃の仕事をした証です。
 
 
諸注意
2024年10月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
2024年11月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
株式会社やまうち製作所
〒453-0053
愛知県名古屋市中村区中村町7丁目50番地
TEL.052-411-8431
FAX.052-411-7061
工業用製品から家庭用雑貨にいたるまで、あらゆるブラシ製品を製造する総合ブラシメーカー
 
TOPへ戻る