タイトル

洗浄・研磨・清掃・バリ取りなどの用途に適した工業用ブラシを製造します。

ブラシ原料>化学繊維

ナイロン

  • ナイロンは世界初の合成繊維にて、元々はDupon社の商標名です。
  • 昨今ではポリアミド繊維の総称として認知されています。
  • 工業用ブラシ製品を主にナイロン線材は使用頻度が高くブラシ原料の代表格的繊維です。
  • ブラシ化学繊維の中では最も耐摩耗性、弾力性、回復性に優れる。
  • 耐薬品性はアルカリ性、アルコール類には強いが強酸性には弱い。
  • 一般溶剤には溶解しない。フェノール類、濃蟻酸に溶解、氷酢酸に膨潤、加熱により溶解する。
  • 吸水性はあらゆるブラシ化学繊維の中で最も良い。

ナイロンの種類

■6−6ナイロン.6−10ナイロン.6−12ナイロン

※一般的にナイロン線材といえば6-6ナイロンになります。6-6ナイロンと6-10.6-12ナイロンとの違いは吸水率の違いによる剛性になり

カラー

Natural(ナチュラル)Black(ブラック)特注として他のカラーなどがあります。

線径

0.0075Ф〜1.6Ф(基本的にブラシ線径の単位として0.1Фごとで)
たとえば 0.4Фの上の番手の線径は0.5Фになります。

■線径の表

特殊ナイロン

0.0075Ф〜1.6Ф(基本的にブラシ線径の単位として0.1Фごとで)
たとえば 0.4Фの上の番手の線径は0.5Фになります。

■クリンプ(朝波加工)ナイロン

波加工によるボリューム感があり、水含みなど求められる場合に使用されます。

■テーパーナイロン

毛先が細く、加工してありその特性を活かした筆ブラシなどがあります。

特性

ポリプロピレン(PP)

  • ブラシ化学繊維の中で比重は0.91と最も軽い。
  • 制電性に優れ、ナイロンの同線径と比べると、硬性がある為コシがある。反面、ナイロンと比べて耐摩耗性に劣り毛先が割れることもある。
  • 吸水性が無い為、速乾性に優れる。
  • 耐薬品性は抜群に強い。家庭用雑貨(民生品)などによく用いられる。
  • 石油精製時に得るプロピレンを重合した繊維の為、使用後の処理に焼却する際、高熱を出し燃えやすい。

カラー

Natural(ナチュラル)Black(ブラック)
民生品(家庭用雑貨)などでは様々な色相が用いられますがNatural、Black以外は全て特注になります。

線径

0.1Ф〜2.0Ф
(基本的にブラシの線径の単位として0.1Фごと)
 0.4Фの上の番手の線径は0.5Фになります。。

■■線径の表

ポリ塩化ビニール(PVC)

  • 毛腰は硬いが、耐熱性、制電性はブラシ化学繊維の中で著しく劣る。
  • 酸、アルカリには強い。
  • 一般溶剤としてアルコール、エーテル、ガソリンには溶解しないが、ベンゼン、アセトンに膨潤する。テトラヒドロフラン、シクロヘキサノシ、ジメチルホルムアミド、熱ジオキサンに溶解する。

線径

0.1Ф〜0.7Ф

特性

ポリエステル(PET)

  • ナイロンは炭素結合が直鎖状につながった構造であるが、ポリエステルは固いベンゼン核により構成されている為、ナイロンより強い剛性をもち毛腰がある。また吸水性はほとんど無い。ブラシ線材としてNY、PPほど使用されない為、線径は限定的である。
  • 酸、アルカリには強いが苛性ソーダには、浸される。

特性

ポリブチレンテレフタレート(PBT)

  • 酸、アルカリには強いが、苛性ソーダには浸される。ポリエステルの形能安定性とナイロンの様な柔性をもつ。

PET:エチレングリコール
PBT:ブタンジオール

線径

ブラシ線材として、NY、PPほど使用されていない為、線径は限定的である。

特性

カネゴート

  • アクリル系化学繊維です。ソフトな感触でコシはありません。
  • 線径状が異形の為に保水性がよい。
  • 特に刷毛製品として需要があります。

特性

研磨入りナイロン

  • ナイロン繊維に研磨剤を混合させた毛材にて、その特性上表面の研磨、機械加工後のバリ取り、サンディングに使用されます。別名グリットとも称されます。
左の青色のものが炭素ケイ素(A.O)右の茶色のものが酸化アルミナ(S.C)になります。
タイネックス
SC
炭化ケイ素
線径(m/m) 粒度(含有率)
1.5W #46(30%)
1.125W #60(30%)
1.0W #80(30%)
1.0W #120(30%)
0.875W #180(30%)
0.75W #240(30%)
0.55W #320(30%)
0.45W #500(30%)
AO
酸化アルミナ
1.0W #80(30%)
0.875W #180(30%)
0.75W #240(30%)
0.55W #320(30%)
0.45W #500(30%)

特性

ポリフェニレンサルファイド(PPS):耐熱性ナイロン

  • 耐熱性に優れ高温連続使用可能の繊維です。 耐熱温度(170℃〜190℃)融点285℃耐薬品性も良好で酸アルカリにも強い。

特性

コーネックス :耐熱性ナイロン

  • 特徴はメタ型アラミド繊維にて他のブラシ化学繊維にはない高い耐熱性です。 融点400℃〜430℃ 耐薬性は、濃硫酸、濃硝酸、濃塩酸、50%Naoh除き良好で絶縁性もあります。
  • 特性

サンダーロン:導電性繊維

  • アクリル繊維に硫化銅を付けた導電性繊維です。繊維の線径が非常に細い為デリケートな電子部品などの帯電除去、静電防止などに使われます。

電気抵抗値

5.85×102Ω/㎝

線径

0.08Фのみ(極細です)

特性

エレバイ:導電性繊維

  • ナイロン繊維の外周に黒色カーボンを結合させた導電性繊維です。但し、中心素材はナイロンの為、強い薬品類に対すると黒色カーボンが剥離します。

電気抵抗値

3×103Ω/㎝〜7×103Ω/㎝

線径

0.15Ф〜0.5Ф/p>

特性

ブラシ化学繊維早見表

■ブラシ化学繊維早見表

  比重 公定水分率
(吸水性)
熱の影響
軟化点
溶解点
NY(ナイロン) 1.14 4.5 180℃ 215−257℃
PP(ポリプロピレン) 0.91 140−160℃ 165−173℃
PVC(塩ビ) 1.39 60−70℃で縮む 200−210℃
PET(ポリエステル) 1.38 0.4 238−240℃ 255−260℃

■ブラシ化学繊維の耐薬品性(一般的目安)

  塩酸 硫酸 硝酸 蟻酸 苛性ソーダ 一般溶剤
NY × × × × × ×
PP
PVC
PET ×

○・・・良好 ×・・・不適 △・・・濃度による ▲・・・一部不可

■ナイロン(NY)とポリプロピレン(PP)の早見表

  吸水性 コシ(同線径) 磨耗性 耐熱性 耐薬品性 重量
NY × ×
PP × × ×

※たびたび問合せがあります

特性

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